監修者プロフィール
パーソナルジムRat 代表トレーナー
舩戸 貴捷 TAKASHI HUNATO- 「健康管理士」資格保有
- 2018 SSA Stylish Guy 3位
- のべ267名以上の食事指導経験あり
目次
ウエアの上に「 P A N 」と書かれたオーバーサイズTシャツを着て颯爽と現れたRatジム 新宿南口店 所属の垣原みゆきさん。出会って3秒で誰とでも仲良くなれる天性の明るさと愛嬌にインタビュアーもすぐに垣原さんのファンになってしまいました。ゆるさ × ノリと勢い」がチャームポイントの垣原さんにお話を伺ってきました。
垣原みゆきと申します。広島出身の27才でトレーナー歴は6年です。フリーランスとして3年間 活動を続けており、Ratジムと出会って半年になります。
広島の高校を卒業した後、福岡の専門学校に通いました。トレーナー専攻です。学校を卒業して21才から福岡の整骨院でトレーナーとして勤務した後、24才になる年に東京に出てきました。
東京では某プライベートジムで9ヶ月働いて、その後すぐにフリーランスとして独立しました。今でも8名ほどのお客様をフリーランスとして担当させていただいていますが、Ratジムでのトレーナー業務がほとんどメインになっています。
好きなことはたくさんありますね。筋トレもそうですし。もともと陸上部だったので陸上も好きだし、あとは、パン食べるのも好きですよ笑
他には何だろう、旅行も好きだし、ゲームも好きだし、、、めっちゃゲームやります笑
あとは今はロードバイクも欲しいと思ってます。
私はトレーナーになろうと思う前はドッグトレーナーを目指していて。中学校に入ったばかりの頃までは盲導犬訓練士になりたいと思っていたんです。その後、中学生の時にたまたま週1回だけケアのトレーナーさんが学校に来てくれていて。そこでトレーナーという仕事があるんだと知ったんです。トレーナーとして関わりたい対象が、犬から人にチェンジしたという感じですね。
陸上競技もしていたし怪我が多かったので、アフターケアや競技復帰についても知っておかないとトータルで診れないなと感じて、高校を卒業したらそういうことが学べる専門学校に通いたいと思いました。
広島にもあったんですけど、その先の就職のことを考えて就職実績が多数ある福岡の学校に進むことにしました。
それは全然。すぐに飛び込みました。父親は少し嫌だったみたいですけどそこは私の人生なので笑
3兄弟の末っ子だからということもあったかもしれません。
実際に福岡の学校に通ってみたらとても楽しかったです。
理想のトレーナー像は通ってから徐々に明確になっていきました。独立して活躍されているトレーナーの方の講義があって、それがとても参考になりました。いずれは独立したいと思うようになることができたのも良かったです。
はい。自分がもともと競技をする中で怪我をした経験があったので、生活レベルから競技レベルへ復活させるためのアプローチの仕方だったりとか、怪我をしている最中の運動面、どういう風にコンディショニングしていくのかについて学び、身につけたいと思いました。それで最初の就職先にケアと予防について学ぶことができる整骨院を選びました。
3年半くらいですね。地域密着型で1店舗のみで展開している整骨院でした。ケアを中心にしながらも、体のつかい方を指導するためにウェイトマシンを導入して、必要に応じてケアの後に筋トレの案内などを行っていました。
予防についての知識が身についたので、今度はボディメイク部門に入りたいと思うようになったんです。初めての東京だからと大手さんを何社か受けました。東京に行きたかったのは、トレーナーとして独立するためのセミナーの開催地がほとんど東京か大阪だったからなんです。
はい、そうです。そこからはずっとフリーで活動していて、今3年目になります。プライベートジムを退職してからは、フリーランスとして契約を取りながら自分の肌に合うジムを少しずつ探したりしていました。ハッキリしたい性格ということもあって、思い切って独立しました。
整骨院は、週6日朝10時から夜2時まで働いていて。院長もメンバーもとても良い人たちだったので続けることができたんですが、流石に長時間労働すぎるなと。やったらやった分だけお給料もあげてくれたので良い職場ではありました。その整骨院は、普通の治療院と違ってタイ古式マッサージのような足で踏むマッサージも取り入れていて。
患者様の状態は目で見ればわかるんですが、触るとよりわかるんです。どこが悪いとか、どこが動いていないとか、そういうことがわかるようになりました。
その経験が、今お客様のフォームを見たりするときに役立っています。あと、怪我に対しての怖さが一切なくなりましたね。お客様が怪我をしそうな時もすぐに止めに入ることができますし、もし仮に痛くなったとしても、その場で対処ができるので。
大体わかりますね。そして少し痛いくらいであれば治すことができる、というところが強みだと思います。
整骨院の時は、ママさんグループで卓球を、競技レベルでされている方がいらっしゃったんですよね。確か、肘周りの治療をさせていただいたと思うんですが毎回大会に出ていて入賞レベルだったところ、整骨院に通い始めて治療をしながらトレーニングも行ったことで優勝したという方がいました。半年くらいでその成果をあげることができて、すごく喜んでいただけました。
治療を終えて卒業していただけることもやりがいに感じるところです。やはりなるべくなら痛みがないことが望ましいですから。
あとは、プライベートジムを辞めるという時にその当時担当させていただいていたお客様が「垣原さんが辞めるんだったら退会して垣原さんにお願いしたい」と仰ってくださり、そこから1年くらいは私のところにいらしていただいていましたね。今は卒業していただいています。
そうですね。さらに、最終的に卒業していただけたことが嬉しかったです。お客様が自分自身の力でトレーニングできるように習慣づけられた、それが一番嬉しいです。やはり、「自分でできる!」というところが嬉しくなります。人の手を借りなくても身についたということですから。トレーニングの方法も全て。巣立っていくというような感覚に近いです。
東京に出てきて、独立するまでに働いていたプライベートジムは辛かったですね。たぶん精神的にもかなり参っていたと思うんですよね。
低糖質を謳って痩せさせる方法をとっていたジムだったんですが、それがお客様の体質に合わない場合があるという問題があって。でも上層部からは低糖質を勧めなさいという圧力がかかるんです。上の人と言い合ったこともあるんです。それは辛かったですね。
独立するためにセミナーに通っていたので、色々なトレーナーの方の話を聞く機会があるんですよね。その時に「そこまで実力があるんだったら独立しなよ」と言われて。
そのセミナーには実技講習というカリキュラムもあるんですよね。フォームなどを教えあったりなどするんですが、そのレベルが一定の水準を超えていると言われることが合ったり、教え方や伝え方が良いと言われました。
あとは、休憩時間に話していた時に「トレーナーなのに肩が痛い」と言われたんですよ。その時に私が前腕を借りてちょっと触ってあげたら痛みが取れたから、そのようなところも評価してもらえたんだと思います。
指導もできるし、アフターフォローというか怪我のケアもできるからという意味だったんですけど「独立した方がいいじゃない」と言われましたね。
そうですね。本当に辛かったですが、飛び出して良かったです。
最初、どこかの求人サイトに登録をかけていて内田さんにスカウトしていただいて。会社情報を見て、まずは面接させていただこうと思いました。
独立してお客様をとってはいたものの、紹介経由でのみお仕事を受けさせていただいていたので、本当に大切なお客様を少人数だけ深く関わるというスタイルだったんです。なので、空いている時間にどこか働けるところはないかと探したりしてはいました。
給与面、働く時間、待遇も大切ですが、働いているスタッフにどんな方がいるのかについて、私は特に大切に思っていたので良く見ていました。基本的には会ってみないとわからない部分ではあるのですが。
私の場合、年が近い方が話しやすくて。あとノリが合う人かどうか、一緒に働いて楽しいかどうかなどは見ていました。
ユニークでしょう?笑 いじり方とか。私はいじられないですけど、中村さんとかが結構いじられたりします笑
それを聞くのが楽しいです。舩戸さんがいじって、中村さんがいじられて。そんな関係性が面白いです。
そうですね、最初から。私は中村さんと1週間ちがいくらいのタイミングで入社したんです。そういう意味では私も古株と言えるかもしれませんね。
他には、仕事が早いところですね。お客様に対する仕事はもちろん早くて当たり前なんですが、社内の雑務も皆スピーディーに対応している印象です。
あとはちゃんとお客様に向き合っているところですね。Ratジムは担当制ではないので、お客様によっては結果が出る人、出ない人というのが別れるんです。
舩戸さんと中村さんと私は、その日に担当させていただくお客様のカルテに全て目を通すようにしています。体重の減りが少ないな、と感じたら必ずカルテをピックアップして、前回担当していたメンバーに「どんなトレーニングをしている?」と聞いたり、聞かれたりという時間を設けています。
そうです。私が担当する女性のお客様は、体重と体脂肪の減りが良いので「どうやっている?」と聞かれたりすることは多いですね。
逆に私は男性のことがわからないので、そこは舩戸さんや中村さんに「タンパク質はどれくらいで設定したらいい?」と質問したりしています。
そうですね。スタッフに対して今のところ何か担当制でないことに対するご指摘をいただいたことはありませんので、しっかりと向き合えていると言えるかと思います。
お客様の話になったので、というわけではないのですが、Ratジムはお客様も良い方が多いです。
カウンセリングの時からグッと距離が縮まるくらい、お客様の人柄が良いというところがRatジムの特徴かもしれませんね。
痩せたい!とか健康になりたい!という願望を持ってRatジムに入会してくださるお客様がほとんどですね。
前に別のジムに通っていたお客様からは「前は作業的な感じだった」とか「ただキツかっただけ」ということは伺いましたね。
今は、「キツイけど、笑わせてくれるからイイ」とか笑
トレーナーも一緒に腹筋をやったり、ボールを一緒に投げたり、そんなところを雰囲気が良いと仰っていただけることは多いです。
そうですね。基本は声かけだけ、というところが多いかと思います。
Ratジムでは地味でキツいトレーニングは一緒にやるようにしています。楽しいとお客様も最後までやり切ってくれるんです。
「一緒にやってくれるから頑張ろうと思う」と仰っていただけるので嬉しいですね。
私はお客様と近い距離でトレーナー活動を継続していきたいですね。本当の友達のような距離感でトレーニングできたら私も楽しいです。トレーナーとしてお客様と仲間から必要とされる存在であり続けたいと思っています。結果で返せるトレーナーですね。お客様の願望を一緒に楽しみながら叶えたいと思います。
そして最終的にお客様自身でトレーニングできるようになって、喜ばれながら巣立ってもらう。それが理想ですね。
変わりたいと思って門を叩くことができたら、誰でも変われると思うんです。迷っていて行かないよりは、とりあえず来て欲しい。来てから判断して欲しいと思います。
自分から何かを発信できる人が良いと思います。仕事に対しても、お客さんへの声かけもそうです。自分が思ったこと行動に移せる、主体性のある人ですね。
パーソナルジムRat 代表トレーナー
舩戸 貴捷 TAKASHI HUNATO